いつかあなたを扶養したい

日英ごちゃまぜ

本音が言えない世界

10人の人間がいれば10通りの考え方があるわけで

んなこともうとっくに皆わかっているのに

どうも自分の考え方と違う人を見つけると

自分が否定されたような気がしてしまって

相手に対して不信感を抱いてしまったり

時には嫌悪感すら抱いてしまう、っていう

 

自分が「あんたの考え、私は好きじゃないよ」って言われれば

「じゃあスルーしてください」って思うくせに

誰かが「菜食主義はカラダにいいよ」なんて言うと

心の中で「バカじゃねえの、バランスよく、が一番じゃん」

なんて悪態をついてしまって

さりげなく

「動物性タンパクも必要だよねえ」

なんてわざとその人の耳に入るように言ってしまうっていう

この性格の悪さ、たまに自己嫌悪に・・

 

でも、これって別に罪なことではないと思う

みんな、自分が知り得た知識(井戸)の中だけで暮らしているから

違うもの、新しいもの、変わったものに対して

過剰に反応してしまうこと、あると思う

 

なんでも笑顔でフンフンと受け入れて

喜怒哀楽なんて完全に封印して

ひたすら相手の話に相槌を打つだけなんて

牧師さんだの神父さんだの住職だのに任せておけばいい

 

私たちはひたすら煩悩の下に生きている

もちろん倫理という枠を超えることは自制しながらも

誰かに嫉妬してしまったり

気にくわない奴の不幸が蜜の味に思えたり

気にくわない奴の幸せにイラついたり

そんな煩悩を

さも女が「オナニーなんてしません」

って言い切るかのごとく

徹底的に「そんなのありえないって」みたいにする風潮

 

嘘つき

 

でもそれで社会が円満になるのであれば仕方がないってのはわかる

沈黙は金

口を開けば毒

 

だけどそんなんじゃストレスがたまっちゃう

 

言いたいことは言いたい

思ったことは言いたい

あんたのその化粧は濃すぎて気持ち悪い

あんたのその若作りは見てて痛々しい

あんたのその言い訳は突っ込みどころ満載すぎて無理

あんたの脇の下は臭い

男女は平等だけど同じじゃない

保育所託児所確保するのが育児じゃない

 

などなど

 

王様の耳はロバの耳、の穴はどこにあるの?

 

あ、ここにあった