いつかあなたを扶養したい

日英ごちゃまぜ

白人は白人と呼ばれることを嫌がらないけど

北米で生活していると

「黒人」という表現をしてはいけない、と刷り込まれる

 

日本では比較的「黒人」とか「白人」とか「黄色人種」とか

あまり罪の意識なく使われる言葉なのだけれど

北米ではそんな言葉を使うと

即「あなたは人種差別主義者ですね」って烙印を押される

 

ぶっちゃけ

 

「は?気にしすぎじゃない?」って思うこともしばしば

 

だって、見た目が黒いのは黒いし

白人の肌は白いし

目が青い人は青いし

ヒゲの濃い人は濃い

 

黒い=バカ、劣等 みたいな解釈を添えるから面倒くさいんであって

 

実際の見た目に関しては

道行く人たちを

「あ、男、女、男、男」と識別するのと同じで

「あ、黒、しろ、黄色」って認識するのは

別になーんにも悪いことだと思わないんだけどね

 

私も「イエロー」と呼ばれることは別に不愉快ではないし

 

もちろん「イエロー キャブ」という

「誰にでもセックスさせるヤツ」という単語は

「おいちょっとまてよ」って思うけれど

単なる「イエロー」だったら

黒毛和牛か、乳牛か、ってぐらいの差じゃないの?としか思わない

 

レズとかゲイの人が「差別だ、差別だ」って色々いうけど

私からしたら

最初にあったときだの、自己紹介だのに

あえて「ゲイです」って添えること自体が

自分で自分を差別してしまってると感じる

 

いや、もう、別にわざわざ言うことじゃないでしょって思う

 

ゲイだろうがレズだろうが二次元派だろうが

他人の性癖なんてどうでもいいし

知ったところで、だから何?としか思わないから

同性愛者に告白されれば

「自分はそうではない」って断るだけで

相手が誰をどう愛していようと全く興味はないわけよ

 

自己紹介のときに

わざわざ

「私は夜のセックスより朝のセックスのほうが好きです」とか

「私は膣よりクリでイク人間です」なんて言わないでしょ

 

いちいち「私はゲイです」とか名乗ってくるのって

そういう「自分の性癖披露」と変わらないよ?って思う

あなたがクリでイク人間だろうと

あなたが同性とセックスしようと

あなたがアニメで性的快感を感じようと

あなたがマグロだろうと

あなたが包茎だろうと

あなたが巨大な性器の持ち主だろうと

んなプライベートなことまでこっちに押し付けてこないで?って感じ

 

話は少しズレたけれど

 

だから、私は「黒人って言ってはいけない」って言われれば言われるほど

「え、なに、黒人って言葉にはそんなNGな意味が含まれてんの?」

って疑問に思っちゃうのよね

 

「黒人ではなく、アフリカンと言え」って言われても

結局、肌の黒いひとたちのこと指してるじゃん

って思ってしまう

 

言うな、って言われれば、言わないけどさ

 

差別するな、って主張すればするほど

「なんか面倒くさいなあ、このひとたち」

って敬遠されてしまうことも、あるんじゃないの?って思う